失敗しないコーチの選び方

目標達成や課題解決のためにコーチングを受けてみたい。自分のパフォーマンス向上のためにコーチを雇ってみたい。そんな方が継続して受けるコーチを選ぶ際、何を基準にコーチを選べばいいのか、私、八起が考えていることをまとめました。

・コーチをつけたいけど失敗したくない
・どうやってコーチを決めればよいか迷っている
・コーチ情報を調べるけど、多すぎて決められない


という方に読んでいただきたい記事です。


私自身、コーチをつけることで、ステージアップを感じ、何度かコーチを変える経験をしています。これまで5名のコーチをつけてきました。コーチだからこそ、様々な方のコーチングを受けたいと思いがあり、人数としては多めかもしれません。その中にはコーチ選びに失敗したと感じている経験が、実はあります。

コーチングの費用は、決して安い金額ではありません。だからこそ、あなたに失敗せずに、コーチ選びのヒントを手にして、あなたにとって良いコーチに出会ってもらえると幸いです。

失敗しないコーチ選びについて、7つ視点から一緒に確認していきましょう!

失敗しないコーチの選び方

①自分開示できる安心感があるかどうか
②コーチングの価格が明瞭
③納得感の持てる価格
④体験コーチングで見極める
⑤プロフィールで学んだスクールを確認
⑥ 資格、キャリア年数、実績数は参考にする程度
⑦知り合いじゃない人からコーチを選ぶ

①自分開示できる安心感があるかどうか

弱い自分自身について。自分が嫌いな自分について。どんな話でも安心して話ができそうだ。コーチに対して見栄を張る必要がない。このようにあなたが安心して自己開示できるかどうが、コーチ選びの大事なポイントです。

コーチに対してあなたの全てを話す必要はありませんが、どんな内容の話にも、説教やアドバイスをせずに、あなたに寄り添ってくれる。

「そうなんだ。で、あなたはどうしたいの?」
などと、中立を保って話を聞いてくれる人をあなたのコーチに選んでください。

また、理想の状態になるため、これから勇気が必要な行動がこれから始まるかもしれません。安心感に加え、慣れ合いにならない、心地よい緊張感も保ってくれる人であることも大事な要素です。

②コーチングの価格が明瞭

コーチングの費用が明解なことです。価格はホームページに記載されていることが多いですが、価格を公開していないコーチもいます。価格がわからないことには導入検討できませんし、もしかするとあなたにとっては支払切れない費用のこともあります。コーチングを検討するために、価格を問い合わせてみましょう。

【参考】コーチングの相場
一般的にコーチングの相場は、60分あたり10,000円~30,000円と言われており、かなり幅があるものです。中には、1回のセッションにつき10万円のコーチもいますし、数千円で実施しているコーチもいます。価格が高いほど、良い成果になるかというと、必ずしもそうとは断言できません。なお、低価格の場合は、コーチになりたての場合や経験値を積んでいる最中で、まだコーチとして必要な技術力が備わっていない場合もありますので、後でお伝えする、体験コーチングであなたにとって良いコーチかどうかを見極めていきましょう。

③納得感が持てる価格


コーチングは未来の自分への投資です。「コーチングを使って自分の人生をよくする!」と心地よく背筋が伸びる価格でしたら、少々高額と感じても気に入ったコーチを選ぶことをおすすめします。

時に全ての貯蓄を使い果たしたり、借金をしてコーチを雇う方もいます。あえて大きなリスクを取り、自分自身を追い込むことが、強力な原動力になったなどという体験談をどこかで聞いたことはあるのではないでしょうか。

しかし、無理をしすぎた出費は、新たなお金の不安を発生させます。今から本格的に目標や問題解決に向かうあなたの心配事を増やす原因になるかもしれません。

あなたにとってちょうどいいバランスは何か
・あなたはどんな状態だと最高のパフォーマンスを発揮できるか

よく考えて、あなた自身が納得のいく判断をしてください。

④体験コーチングで見極める

本格的にコーチングを始める前に、まず体験コーチングを活用しましょう。(「お試しコーチング」「オリエンテーション」「サンプルセッション」と呼ばれることもあります)

コーチと直接話すことで、

✔ コーチがどんな人柄か
✔ どんな会話をする人なのか
✔ あなたとの相性はどうか
✔ あなたの目標達成や問題解決に役立ちそうかどうか


などを知ることができます。

気になるコーチが複数いる時は、それぞれの体験コーチングを受けて比較することで、わかることがあります。

もしも、体験コーチングの最中にコーチに以下のような様子が見られたら、それは「あなたのためのコーチング」ではなく、「コーチのためのコーチング」がされているかもしれません。本格的な導入は、見送ったほうがよいと思います。

・挑戦や行動をすることを強要する
・コーチのペースでコーチングが進む
・詰問のような質問をする
・質問の答えを急がせる(待ってくれない)
・継続コーチングに申し込んでもらおうと必死

【参考】体験コーチングが良ければ、良いコーチかどうか問題
体験コーチングで、魂が震えるような素晴らしいコーチングだった。しかし、1回目のコーチングがスタートすると、「あれ?あの魂が震えるコーチングは一体何だったのか?」と感じる、残念なコーチングを私は体験したことがあります。

また、体験コーチングはよかったのだけど、何度もコーチングを重ねていくとある時から急にコーチがティーチングばかりするようになったコーチもいました。

コーチングに不具合を感じたり、コーチングが負担に感じる場合は、率直にコーチに相談してください。良いコーチの場合は、あなたにとってよりよい関わりができるよう、真摯に話し合ってくれるはずです。

もしも、相談すらしにくいと感じる場合は、コーチングを終了し、他のコーチに依頼をすることをおすすめします!

⑤プロフィールで学んだスクールを確認

プロフィールで確認したいことは、コーチの学歴や職歴よりも、トレーニングを受けたスクール

ひと手間かかりますが、そのコーチがトレーニングを受けたスクールのホームページを見ることで、そのコーチがどのくらいの期間をかけ、どのくらいのカリキュラム量を学んでいるのか。コーチとしてどのような教育を受けているのか。推しはかることができます。

コーチングと言っても、人や団体により様々な定義があります。中には、ティーチングを教えるコーチングスクールもありますので、国際コーチング連盟の認定校から選ぶのも1つの方法です。
※国際コーチング連盟とは世界最大のコーチングの団体です。
国際コーチング連盟日本支部のホームページから認定校一覧を見ることができます。

⑥ 資格、キャリア年数、実績数は参考にする程度

長いキャリアと実績数が多い人ほど良いコーチかという質問に、「Yes!」と明言することはできません。長いキャリアを持ち、多くの患者を診ている医師が優れていると断言できないことと同じです。

また、資格について考えていきましょう。最も信頼できるコーチングの資格の1つに、先ほど出てきた、国際コーチング連盟の認定資格が挙げられます。ここには、「ACC」「PCC」「MCC」と3種類の資格があります。

例えば、ACC資格受験に必要なコーチング実績は最低100時間。MCC資格受験に必要なコーチング実績は最低2,500時間。
このように同じ団体が発行する資格にも種類によりレベルが大きく異なるものです。

また、1、2日の講座を受講することで、実技試験なしで取得できるコーチング資格もあります。

一方で、資格は持たずに高品質なコーチングを提供するコーチ達を私は知っていますし、資格があなたにとって良質なコーチングを保証するものではありません

直接コーチングを受けることが、あなたにとって良いコーチかどうかははっきりする一番の方法なので、資格、キャリア年数、実績数に固執することなく、参考にする程度でよいと私は考えています。

⑦知り合いじゃない人からコーチを選ぶ

「知っている人の方が話しやすいのになぜ?」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コーチングでは、知り合いの場合は、無意識に気を使ってしまい、コーチングの成果に悪い影響をすることがあります。

例えば、あなたが誰かに抱いている嫌悪感について、相手が知り合いであるために、話づらいと感じてしまう。また、仮にコーチングに不満があった場合も、お互いの関係性を壊したくないため、勇気が必要な率直なコミュニケーションが取れないことも考えられます。

利害関係のない、少し離れた距離にいる第三者という場所が、コーチが最大に活かせるポジションだ。コーチングを活用している一人のクライアントとして、私は強く感じています。



失敗しないコーチの選び方まとめ

①自分開示できる安心感があるかどうか
②コーチングの価格が明瞭
③納得感の持てる価格
④体験コーチングで見極める
⑤プロフィールで学んだスクールを確認
⑥ 資格、キャリア年数、実績数は参考にする程度
⑦知り合いじゃない人からコーチを選ぶ

あなたのコーチ選びでの迷いがなくなるように、あなたにとって良いコーチに出会うため、この記事が、サポートになれば幸いです。

興味を持っていただけましたら、ワイズコーチングの体験コーチングをどうぞご活用ください。



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