この春、コーチとして、一つ上のステージへ行きたいあなたへ、お伝えしたいことがあります。
コーチとして成長したい。その気持ちが強いほど、私たちは新たな分野の学びに、手を広げがちです。
しかし、本当に必要なのは、新たな学びではありません。
ということは、みなさん薄々気がついていますよね。
私たちが目指すべきは、これまでに学んだコーチングのスキルを、セッションという現場で自在に使えるようになることです。
短期間でそこへたどり着くためには、秘訣があります。
・プロコーチの指導の下、地道にセッション練習を繰り返す。
・地味な道を黙々と歩むこと。
この二つが全てのコーチにとって、一番の成長への近道なのです。
ところで、みなさんは、ブライアン・オーサーというコーチを知っていますか。キム・ヨナ、羽生結弦、ハビエル・フェルナンデスをメダルへと導いたフィギュア界最強のコーチです。おおっぴらには人々は言いませんが、成果を出している人はみなよき指導者を側につけているものです。
なぜオーサーコーチは、メダリストを育てることができるのか。ある番組が特集をしていました。そこで、オーサー流の育成方法と、私のコーチ育成方法にはいくつもの共通点があったことがわかりました。その一つはこのステップです。
①自由に滑らせる
②癖を分析し把握する
③癖について二人で対話し練習メニューを決める
オリンピックの金メダルとレベルは違うかもないけれど、コーチの育成のために私のしてきた指導はことは、確かなことだった…!!と思わず熱くなりました。
①自由にセッションをしてもらう
②しっかりと癖を把握する
③癖についてディスカッションをし対策を共に考える
特に③については、癖と修正方法についてフィードバックし、しっかり話し合った上で練習する、これまで、コーチ達に向けこのような指導をしてきました。そして、変化していくコーチ達の姿を見てきました。
例えば、ある時「いいですね!」という口癖を持ったコーチがいました。「いいですね!」は便利な言葉ですが、コーチが繰り返し使うことは危険です。なぜなら、意図せずに相手を上から評価してしまう言葉だからです。この口癖について指摘し、改善方法について話し合い、練習をしました。このコーチの方は無意識に発する「いいですね!」をうまくコントロールできるようになり、クライアントに効果的な承認のメッセージを伝えられるようになりました。
一体どんなトレーニングをしてるの?と、気になったあなた。
この春、本格的にコーチとしてのステージアップを始動してみませんか?
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